更新が途絶えて、かなりの月日が経ってしまいました。
楽に投稿できるフェイスブックに軸足が移ってからは、なかなかブログの更新が面倒になってしまいましたが、踏み込んだ内容を伝えたい場合は、やはりブログに勝るものはないという思いを新たにしています。
以前書かせて頂いた、「かもめの卵」は思いの他反響があり、きちんと見て頂けているということに、とても嬉しい気持ちになりました(*^_^*)
まだまだ紹介したい話題は沢山ありますので、ぼちぼち再開したい思います。
久しぶりの回で、いきなり難しい遺伝の話もなんですので、長野に行った時の報告をしたいと思います。
長野に行った目的の一つは、「高い山に登って苔生した景色をみたい!」というものでした。
私が住んでいる千葉県には、高い山がありません。最も高い山でも「愛宕山(あたごやま)」の 408mが最高です。
その為、登山する感じの山は少なく、植物相の変化も高い山に比べて大きくありません。
勿論、「垂直分布の寸詰り現象」といって、千葉県には低山でありながら、高山の植物が分布しているという面白い場所もあるのですが、苔を育む本格的な雲や霧の発生は、高い山に比べてどうしても劣ります。
ということで、長野の標高1500m以上の場所へ苔むす風景を見に行ってきました。

苔の中から、コメツガの芽生えが(^^)

木の根元が、モフモフです♪
最近コケリウムやテラリウムを作ることが多くなり、その再現をどうすればよいかということをよく考えるようになったのですが、自然には、そのお手本が一杯ですね。

こういう、流木の使い方もやってみたいです!

樹木の幼木って、絵になりますね。
自然の作る造形は本当に素晴らしいですね。
そうそう、深山の苔が美しいからと言って、むやみに採取しないようにして下さいね。
正直、深山の苔を低地で栽培しても夏の暑さや蒸れによって枯れてしまいます。
苔は、なるべく栽培された物を使うことが、きちんと維持できるコケリウムを作るコツです。
コケリウムで使うのに都合のよい種類もありますので、そのうち、ちゃんと紹介するつもりです。
次回は、もう一つの目的である、お店訪問です。
30年越しの出会いです♪
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